霊界の妻からのメッセージ 奥村俊雄(1800双)

1998年8月14日、奥村俊雄教区長(1800組)の妻、由子(よしこ)さんが四年半の闘病生活
の後、昇華しました。49歳でした。その後、ある婦人を通して、霊界の由子さんから地上の家族
のもとにメッセージが届くようになりました。「真のご父母様の勝利によって霊界と地上界の壁が
取り払われた今、霊人と地上人が共に力を合わせてみ旨を成就していく時代となったことを実感
しています」と奥村教区長は語っています。奥村教区長の証と、由子さんの家族にあてた霊界
からのメッセージの一部を紹介します。

 妻ががんを宣告されてからの4年半は、さまざまな心情を通過しました。その中で、清平での
40日修練会に一緒に参加できたことは最高の思い出です。共に精誠を込めて役事をし、祈り、
7日断食をしました。

 最後の韓日合同和動会で、妻が「姿三四郎」を熱唱した姿は忘れられません。
闘病中もいつも明るく、お医者さんや看護師さん、患者さん、お見舞いに来てくれた親族や食口
たちに希望を与えていました。
 1998年8月14日、再入院して十日後のことでした。小康状態だった妻の容体が急変し、その
日の真夜中に突然の昇華となりました。
 東京での会議に参加中に連絡を受けた私は、飛行機で帰りながら、涙ながらに一瞬にして多く
を、振り返りました。後で聞くと、看護師さんが、夜の見回りの時は大丈夫で、早朝行ってみると
亡くなっていたということです。誰にも見守られずに一人で、召命されたのです。

 病院での10日間の、手足のツメを、きってあげたり、下着を洗ったり、さりげない会話、行き
来する道までも、今思い返すと、とても新鮮で、何かに包まれたような感じで、普通の事のようで
すが、とても幸せな期間として残っています。特別なところに幸せが有るのではなく、神とともに、
主とともに、ある普通の生活の中に、幸せがあることを感じます。

  祝福の子女が宝であることを実感

昇華してまず思ったことが、4人の祝福の子女が宝であり、子女を残してくれたことが本当に
感謝であり、功労だと思いました。家庭を持ってから7年目に、やっと一人目が誕生し、7年間の
子女のいない辛さと悲しみの上に、やっと授かった子であり、さらに三人を与えて下さったことが、
本当に感謝です。

 その一番下の子は、小学一年の時に昇華して病院から運ばれてきた妻を見て、元気になって
戻ってきたと思っていたようです。
 昇華して3年が過ぎましたが、時にはケンカをする相手がいないことが寂しく思われたり、子女の
教育に母親がいたらどんなに良いかと思う時があります。父親が母親代わりになることの限界を
感ずる時があります。また課題としていることは、

1.地上と霊界を通しての四大心情圏復帰
2.母の愛を子女にいかに与えるか
3.夫婦愛をどう実現するかです。

とても感謝していることは、御父母様が、境界線を撤廃してくださり、地上と霊界の壁を解いて
くださり、とても近くなっていることです。また大母様を通して、八大名節などの特別な時に、興進
様が、家族のところに妻を送ってくださるとのことで、とても名節が待ち遠しくなっています。

 昇華式の時、ある参加者の目に次のような光景がはっきりと見えたそうです。
 妻は礼服を着て、棺の頭部の所に少しはにかんだ様子で立っており、その周りをおびただしい
数の天使や善霊が囲んでいたこと。統一マークから光が下りて棺を照らしていたこと。家族の周
りを子供の天使たちがあたかもお祝いのように飛び回っていたこと。出棺の時には、四隅を大き
く光る天使が守り続けていたことなどです。

 妻の昇華後、霊界からある婦人を通じてメッセージが送られてくるようになりました。霊界の
様子や摂理の内容を事細かに伝えてくれたり、時には私に対して叱咤激励するような言葉もあり、
勇気づけられます。
 生前と変わらず、いやそれ以上に霊界でみ旨のために飛び回っている妻を誇りに思っています。


由子さんからのメッセージ
俊雄様 私はあなたと祝福を受けて本当に感謝でした。本当に本当にありがとうございました。
生きて祝福という大恩恵を授かって本当によかった。一度お話し出来たら嬉しいのですが。今、
先祖の方が沢山一緒にいます。奥村の復帰が、私が死ぬことによって沢山なされていきます。
でも地上もその為に祈って下さらなければ駄目です。地上での条件も必要です。

 このように急に神様のもとへ旅立つ事をお許し下さい。予定より早く急に召されたので、私も
少し戸惑いもありましたが、今は落ち着いています。この人が少し霊通できる様なので、私の
言葉を託してみます。
 今はお父様の摂理が成就されようとしている時です。皆が心を一つにして頑張れば道は開け
ます。こちらにいるとそれがよく分かります。皆さんに集まって頂いてお祈りして頂くと、心も
休まります。感謝します。どうぞみ旨の方向に心を合わせて、思いきりやってください。


 愛するお父さんと子供たち。
地上生活は全て感謝です。四人も授かって本当に感謝です。少し痛い思いもしましたが、今は
感謝です。真の御父母様という偉大な方のみ旨を、お手伝いさせていただいて感謝です。どうぞ
しっかりやってくだい。体はなくても心はいつも一緒です。共にみ旨を成しましょう。


 生きて簡単に会える家族より、愛の絆は強いのです。心配なくやってください。母の国の使命
を全うして下さい。世界の為に思う存分お乳が飲めるように、豊かに豊かに神様が準備された
土壌を信じて歩めば道が開けます。どうもありがとう、ありがとう、ありがとうございます。

   子供たちは、どんなことがあっても立派に成長して祝福を受けて、立派な子供を生んで欲しい。
神様を誇り、真の父母様を大切にして欲しい。
お母さんの名を呼んだら、いつでも飛んでいきます。いつもみんなを守っています。

 毎日、み旨のまえに前進してくださってありがとうございます。子供たちも立派に育ててくださって
感謝しています。俊雄さんの精誠が霊界での私の活動を助けてくれます。私の方からは俊雄さん
の気持ちもやってらっしゃる事も、全て全てわかります。ですから、本当に本当に感謝の気持ち
でいっぱいなのです。

 ただ少し歯がゆく感じてしまうのは、俊雄さんに私が見えない様子だということです。
少しだけ訓練すれば分かるようになります。

 霊界は実にすばらしいところです。私たち夫婦は興進様のご家庭のように、み旨の前に進んで
いってこそ、真のご父母様、真の神様に親孝行することが出来ます。私は興進様のもとで修練を
受け、沖縄の霊界をまとめるために尽力しています。

 俊雄さん、霊界は地上にいる人の心のような世界です。体がある時は五感があるでしょう。
体はなくてもその感覚はそのままです。目に見える世界だけではありません。たとえば私が見え
なくても、他の感覚は冴えている場合もあります。
 匂いとか耳に聞こえる場合もあります。肌で感じる場合もあります。ただ、不慣れでしょうから、
かすかに感じとることを大切にすることから始めてください。私はいつも協助しています。直接の
時もあり、周りの人に働きかけて役事するような時もあります。

 愛するお父さんと子供たちにいつもゆっくり話をするいとまもなく、み旨にいそしみ、時々、
骨の折れるような苦労をしいられ、感謝しながら毎日を送っています。
 地上にいる時のように細かく話しあっていこうとすると、山ほどの時間と空間が必要になり
ます。しかし重要なことは伝えていかなければなりません。

 子供たちの淋しい心情を感じて、抱きかかえたくても、直接伝わらないもどかしさを感じながら、
時空を超えて、いつもそばにお母さんがいるということを忘れないでいてください。

 霊界は心情の世界ですので、その人を思って名前を呼べばテレビ電話のように、即通じる
世界です。そしてドラえもんのどこでもドアのように、すっとその人の前に立つことが
できます。神様と真の父母様の心情に近づいていけばいくほど、その速度は速まります。 


 子どもたちの良き理解者相談相手として、父として時には母として、毎日のご苦労は、手に
取るように分かります。私も肉体が無くては、何も出来ないことがたくさんあります。しかし、
肉体がないがゆえに出来ることも多いのです。共に通じる心情の世界こそ、天国生活である
ことを感謝して、感謝して生活しましょう。

S君へ いつも口数は少ないけれど、心情深くお父さんの気持ちを汲んでくれてありがとう。
弟や妹のことも気遣ってくれて、こちらから見ていてもお兄ちゃんらしくしていることを誇りに
思っています。

 色々、悩みもあるだろうし、お母さんが早く来てしまったために苦労かけてごめんね。
お母さんとして細かいことに手が届かないことが残念だし、それ以上に気遣ってくれている
お父さんの前に申しわけない思いをしているのね。

 でも祈祷の時、気をつけてポイントをはずさない様にすると霊界が働くのです。お母さんの
活動範囲が拡がるの。神様の前にすべてを感謝して、私の四肢五体、唇を通して神様が働いて
下さいますように、原理原則の生活を通してみ旨を成していきます!と決意していけば、序々に
霊界が開かれていきます。

「お母さん!」とひと言いえば、すぐに飛んでくるからね。天の血統を受けついでいるんだから、 心情に神様が自然に働くでしょう。それを感じるでしょう。

 思春期にある今はとても重要です。心して心してよくみ言を学んで、自分の行く道はどこに あるのかを追求して欲しい。それがお母さんの切実な願いです。一瞬一瞬が大切な未来を決める 分岐点と思って、がんばって!信頼しているからね、S君!何かあったらお父さんによく相談して! がんばって!いつもそばで応援しているよ!愛するS君へ。    お母さんより

 Tちゃんへ 逢いたいねー、Tちゃん!切なくなる時があります。女の子は特にお母さんを慕う 時期でしょう?でも誤解しないで!いつもそばにいます。時々感じているでしょう。どことなく そう思うよ、お母さんには分かる、分かるよ本当に!誰にも見せない涙を、
お母さんがぬぐってあげたけど。
 Tちゃん、お姉さんになっていく過程は、お花が咲いていくようにデリケートなの。 誰にも触れられない神様だけが知っている心情の世界があるから、そばにいれば直接話し 相手になれるのに、もどかしいけどいつもそばにいるの。心配しないで。
 泣きたい時には思いっきり泣いていいよ。そんなことまで我慢する必要、何もないからね。 立派に成長して、神様の祝福を受けられるように、いつも準備する心を持ってね。

 祈祷の時、お母さんと言ってくれれば、いつでもどこへでも飛んで行くから電話より便利よ。 お母さんもTちゃんに分かるように努力しているから、そうね、いつもお花を持って尋ねて いくから、ほのかな香がするとお母さん!と思ってね。
 ピンとくること、大事なことは、ほとんど耳もとで叫んでいるお母さんの声だから。 お父さんとよく話しあって、何でも相談しなさい。
 Tちゃんならきっと大丈夫!お母さんも霊界からお父さんを頼りにしているし、とっても 協助してがんばっているのよ!子供たち全員に対してそうなの!またお手紙書くからね。 愛するTちゃんへ お母さんより 

 T君へ T君!お母さんが見えなくてごめんね。毎日よくがんばっているね。一番大変な 時も自分かって言わないでがんばっているね。お母さんとっても嬉しいよ。

 お母さんは写真になってしまっているみたいだけど、違うんだよ。いつもそばにいるから。 立派に成長してT君らしく生きてください。
 これはお母さんからのお願いね!みんなと仲良くして!目的をはっきりともって生きること。 T君みたいに立派な子供をいただいて、毎日神様に感謝しています。

 大人に少し近づいていく時は、とにかく自信を持って、目的をしっかり持つことが何より 大事。T君、がんばってください。愛するT君へ  お母さんより

 K君へ Kちゃんー!大きくなったね。いつの間にかお母さんが霊界へ行ったから、 困ったでしょう。本当に!!でも時々お母さん見てるから、大事な時は必ずいくからね! お友達にお母さんのことを聞かれたら、「うちのお母さんは霊界で天国へ行くために修行中だ」 と、はっきり言ったらいいのよ。

 お祈りは大事です。毎日神様に報告してね、お母さん全部聞いているからね。いつもKゃん を助けているの知っている?何もしないのではなくて、心の悪い虫を退治していくと、もっと よく分かるよ!お母さんと助けあっていこうね。いつも一緒だってことを忘れないでね。 愛するKちゃんへ   お母さんより

 真のご父母様の勝利圏と、訓読会を通しての精誠がまったくなかったなら、私たちの足がかり がなく、今日のような前進もなかったことでしょう。地上における食口ひとりひとりの精誠は 小さなことに感じられるかもしれないのですが、私たち絶対善霊にとっては、この上なく神様 に通じる道であることを痛切に感じるのです。

 堕落という悲しい出来事のために、共に顔と顔をあわせ、目と目をみつめあって話すことが できなくなった私たちを、言い様のない悲しそうな目で見つめていらっしゃる神様の前に、本当 に申し訳ない思いでいっぱいになります。
 しかし、私たちは神様の子女であります。間違いなく祝福を受け、血統転換させていただいた 神様の愛する子女であります。ひとりひとりの精誠は、いつの日か神様の心のうちに豊かな 心情を呼びおこすことの出来る、この世の光であります。

 心情の通いあう親子に、言葉など必要ないのと同じであります。そのような親子になれるよう、 日々精誠を尽くしてくださることを望みます。
 私たち絶対善霊は、神様から遣わされた特使として、み旨の道に邁進する食口を強力に援助 し続けることを、重ねてお伝えいたします。

 これが本当の愛の世界なんだ。ああ本当にあるんだと。真の愛ってすばらしい。真の愛って 神様なんだ、真のご父母様なんだと、毎日感動しています。

 私たちの日々の精誠と真心の祈祷をおささげすることで、この全世界、全天宙が変わります。 思えば成せる、ありのままの現実と霊界です。今はそうです。天一国ですから、変わったのです。 本当に!霊界からは、はっきり見えます。

 永生いたしましょう、その国で。真の愛に酔う生活としよう、しようと絶対善霊は皆言って います。皆本当にそうです。希望で顔じゅう明るいです。困ったらすぐ助け合っています。 重かったら共に背負いあって軽くしています。共に行こう、共に生きよう、神様の真の愛で!

 霊界をひきつける本当の力は何でしょうか?一番気になるところですね。真のご父母様を見て ください。どのように生きておられるでしょうか。真のご父母様は、どんな環境と苦痛の中に あっても、神様を愛し、ひたすら解放しようと願い、準備し、勝利し続けてこられました。 これがカギなのです。

 心情の奥底にしまっておきたい、人知れず涙した苦労の日々があるのですが、すべて勝利の 笑顔に隠されました。それが霊界人の心を動かすのです。心が洗われて感動の渦が巻き起こるのです。  神様に喜んでいただける、神様を第一としてご自分は無私になって、カラになって全て惜しまず 捧げきってしまわれたので、どこにいてもサーッと霊界がその足を守ろうとし、準備するのです。 神様ご自身もそのように真のご父母様にひかれていくのです。

 このカギを皆さんに渡しますので、ひとつになって天一国の門を開けましょう。勝利は約束 されています。霊界の全ての人は皆様に協助します。しかし、皆さんの先祖はきっちりと清平 で解怨、解放してくださることを、お願いいたします。興進様大母様も第一にそれを望んで おられます。絶対善霊をきちんと自分の先祖として解放してさしあげることが、必要不可欠です。

 堕落という悲しい現実が、私たちの感覚をにぶらしたので、いつも深い祈りを捧げてくれる 主体者の前で、おろおろと歩きまわって、何をどうすればいいのか、忙しく霊界を歩きまわって、 準備にあけくれる毎日です。でもそれは反面楽しさもあります。 

 地上界で生活して、ともにみ旨に忙しくあけくれた時より、もっと身近に、もっと強力に 協助することができるようになったことです。それは真のご父母様の勝利圏と計らいによって、 可能になったのです。もしも今のこの時に霊界に来なければ、もっと困難な霊界に繋がれていた ことでしょうし、こんなに活躍できたでしょうか。

 また、私が昇華した時に、主体者がよく祈って霊界に行く瞬間を守りきれなかったら、 ぞっとするほど恐ろしい現実に私はとらわれたことでしょう。しかし、主体者が牧会者として、 霊人を霊界に送ることがどんなことかであるかをよく知っていたからこそ、その祈りの中で守って いただけたことは本当に感謝しております。

 霊界人にとって祈祷は力です。エネルギーそのものです。善なる思いで祈られると、本当に 力を得ます。

 神様の心情、真のご父母様の事情、興進様、テモニムの心情にもっと近くならなければいけま せん。もし一瞬でもその心情の世界を見ることができたら、地上人だってじっとしていられなく なります。間違いありません。

 娘の晴れの日の卒業に直接祝うこともできず、ただ霊界の整理のために明け暮れる日々ですが、 お父さん、ふたり分の愛を伝えてください。神様の娘として立派に成長していく姿を、うれしく 見守っています。大切な日々を本当に大切にしてね!とTちゃんに伝えてください。

 お母さんは本当に突然霊界に旅立ったために、皆、心情の整理が大変だったでしょう。私自身、 とても乗り越えるのに大変でした。ただ、神様と真のご父母様のみ旨があったので、今までこう して天に用いられて、お父さんを助けるために精いっぱい走りまわることができたのです。

 普通に生きていれば周りの人たちと同様、天一国主人のこの時代、さまざまな恩恵を受けながら、 堕落性を少しずつ悔い改めて、わりとのんきに皆家族そろって楽しくすごせたはずです。  皆のことをもっと愛情こめて世話してあげられた。どんなに大変な摂理でもお互いに励ましあい ながら、面と面向かいあって、何の気がねもなく、ケンカしながらでもそれでも家族でいられる。 毎日感謝しながら過ごせたはずです。

 ごめんね。でもお母さんは今嬉しいです。子供たちが成長している、この姿が嬉しい。みんな 大好きだからね!姿は見えなくても心はひとつ。皆を心から愛しています。皆それぞれが家の事 気づかってかたづけしたり、食事のあとかたづけも喜んでやってください。勉強もがんばって支 えあってね。天一国主人様ですから、そのようにふるまってね。

 霊界の人たちは皆、天一国主人に一目おいて仕えています。どんな偉い方でも、たくさん堕落性 が残っている天一国主人であったとしても、はるかに絶対善霊がすばらしかったとしても、天一国 主人様に仕えています。

 ですから私たちは目に見えない人に悪いでしょう。「あー私は天一国主人としてこれも足りない しあれもできていない、ご免なさいね。でも私がんばるから応援してください」と悔い改めの祈祷 をすると、サーッと善霊は寄ってきて、その人の心の声をじーっと聞いているの。そして深く深く 反省する人には、その人の一番弱いところを補ってあげるために役事するの。

 人間つらくなると愚痴もこぼすし、不平不満をたくさん心で叫んでいるわね。霊界ではとても うるさくて、テレビの画面が乱れているときみたいにザーッとノイズが鳴るのよね。それでたまら なくなって耳をふさいでしまう。

 その人の本心はそうではないとお互いに知っているんですけどね。ときどきやめたくなる。 何もかも放り出したくなる。そんな思いになるとシャッターをガシャーンと降ろしたみたいに、 見えなくなるのよ、一瞬。

     でも神様の深い愛の心で自分を洗ってもう一度訪ねてみると、よーくその人の問題が分かって くるの。そうやってひとつひとつ乗り越えていくの。

 問題解決の道は、神様、真のご父母様の心情を求めていくこと。だんだんと悟っていくように なるんですね。かわいい子供たち。神様の愛する息子、娘として誇りをもっていきましょう。 お母さんはいつも一緒にいるからね。がんばろうね。  お父さん今まで本当にご苦労様です。色々足りない妻ですが、これからもよろしくお願いします

  私も心情的に厳しい時がたくさんありましたが、興進様大母様にいつも慰められ、励まされて 今までやってくることができました。何より神様の愛と絶対不変なる復帰の心情が、私をより 勇気づけてくれました。真のご父母様のいかれる道に、これからも一層励ましあって前進して いきましょう。

  全ては真のご父母様とひとつとなる道であり、ひいては神様とひとつになる道です。宇宙は広大 です。霊界は無限です。永生する世界は、この世でもあの世でもはかり知れません。その世界を 共有する道は、神様の心情に通じる道であり、真のご父母様の勝利圏を相続する道であり、何より も親孝行の道です。
  私たちの家庭がひとつになることと、教会の食口たち、愛する兄弟姉妹がひとつになることは、 同じ神様の愛の現れであり、ひとりももれることがあってはならないのです。ひとりひとりが 神様に召された尊い生命であることを、肝に銘じていただきたいのです。