一緒に暮らす時 第六回「七・八節」記念礼拝の御言

  普通の人は、霊界にあるものは見ることができませんが、祈祷して霊界に通じる人は、霊界も
見ることができ、地上で二つのものを見るというのです。私たち統一教会においても、霊的体験を
たくさんする人は、皆、そのようになっているでしょう?二つの世界を共に見るので、ここで祝福
を受けた人は、夫が霊界に行き、妻が地上で暮らしていたとしても、お互いに見て、一緒に生活す
ることができます。

 ですから、"寡婦がいない"ということになります。"男やもめ"もいません。理想とは、そのよう
なものであるべきではないでしょうか?

 天地を創造された、王の中の王であられる全知の神様が創られたのに、霊界と肉界、夫と妻が
同じ日に死ぬでしょうか?夫婦で死ぬ日が違えば、どのようにしなければなりませんか?
夫婦で死ぬ日が違えば、どのようにしなければなりませんか?夫婦で"離れ離れになっては、生き
ていけない"という人たちは、どうするのでしょうか?

 夫が先に霊界に行くと、地上に残った妻は「死んだ」と言って大騒ぎするのですが、霊界に行っ
た夫は、大騒ぎしません。
 夫は、"あの妻は、(霊界のことを)知らないから、あのようにしている。神様が創造される時に
は、本来、分かるようになっていたのに分からなくなった。あれをどうしようか?"と考えるのです。
 ですから真の父母が来て、それを解決してあげなければなりません。そのためには、祝福を受け
なければなりません。祝福を受ければ、一緒に暮らすのです。分かりますか?

 人には、自分の精誠というものがあるのです。分かりますか?愛も、精誠を基盤とした愛はどこ
にでも通じます。写真を持ち歩いていても、朝食を食べ、寝て、すべて一緒に暮らしながら、一緒
に喜んで暮らすのと同じようにすれば、その写真が、先祖にもすべて通じるというのです。
信号です。分かりますか?

  さあ、孔子様の夫人、立ってください。先生よりも孔子を、もっと愛しているでしょう?
そのように思えば、孔子が訪ねて来るというのです。

 「すべての心と体、骨髄から、骨から産毛まで、すべて孔子のために生まれたので、思いどおり
にしてください」と言えば、鷲がさっと奪っていくように、空中に飛んでいくのです。そのような
体験をして暮らさなければなりません。

  マホメットの夫人、自分の夫から愛される以上に、夫を愛することができるようになれば、
マホメットが訪ねて来るというのです。
  死ぬほど片思いしてみてください。がちゃっと開かれるというのです。
今から、思いどおりに一緒に暮らす時が来るのです。今から一緒に暮らす時が来ます。時代が
変わるというのです。
             2002年8月15日